2019年台風15号から3年 災害時の停電への備えが拡充

千葉県を中心に記録的な暴風などで甚大な被害が発生した2019年9月台風15号以降、同県内では、災害時の停電に備えた取り組みが広がっています。台風15号の際、千葉県では最大で64万戸余りが停電する等の被害が発生したことから、千葉市では電力対策として避難所となる小中学校や公民館のうち7割にあたる施設で蓄電池、太陽光パネルが導入されました。神奈川県横浜市では、昨年より市立小中学校の地域防災拠点54校に蓄電池設備を導入し、災害時の非常用電源として活用していく方針とのこと。今や電気は生活を支える最優先機能であり、災害発生時の生活維持には、非常用電源の整備を図ることが必要不可欠です。