気象庁、「線状降水帯」の新予報への取り組み 6月から発生の半日前に

気象庁は今年6月から、全国各地に豪雨災害をもたらす線状降水帯について、発生の半日前に予報する取り組みを開始。令和2年7月豪雨、2017年7月九州北部豪雨等、線状降水帯は災害をもたらす大雨の要因の一つとされ、政府は水蒸気量をマイクロ波で観測する機器を新たに導入し、西日本中心に17か所に設置する等、観測体制を強化。今年度は「九州北部」等の大まかな地域別での設置になりますが、2024年までに都道府県単位、2029年までに市町村単位まで精度向上を目指すとのこと。近年、甚大な被害を発生させている豪雨への対策も求められています。