来年度の北海道開発予算 防災対策を重点的に

先月26日(木)、国土交通省が提出した来年度の北海道開発予算の概算要求は、今年度の予算より21%多い、約6,900億円であることを発表。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震からの復旧・復興をはじめとした防災対策に重点を置いたとのこと。日本海溝・千島海溝沿い巨大地震に備えた高速道路の整備、橋の耐震化等の道路整備に2,590億円、農業水利施設の耐震化、洪水対策等に1,430億円、山地災害、土砂災害対策等に1,206億円の予算案を要求されました。近年の大規模自然災害の激甚化・頻発化により、防災・減災、国土強靭化対策が、全国で喫緊の課題となっています。