日本海溝巨大地震の災害廃棄物を推計 最大で東日本大震災を上回る結果に
環境省は今月23日(土)、日本海溝・千島海溝沿いで想定されるM9級の巨大地震に伴う住宅がれきなどの災害ごみは最大で2717万トンに達すると推計結果を公表しました。この結果は、処理完了に3年かかった東日本大震災の約2000万トンを上回るとのこと。災害ごみの推計量は津波による泥などの堆積物は含まないものとし、岩手県沖から北海道沖を震源とする「日本海溝モデル」が最大で、北海道沖から千島列島沖にかけての「千島海溝モデル」では1042万トンとの結果に。巨大地震・自然災害後、被災地域の速やかな早期の復旧・復興には、災害ごみの迅速な処理が不可欠であることから、災害ゴミの減少化、再利用化等、事前の対策・処理体制の整備が求められています。