非常食の準備状況を公開、厚生労働省は非常食の品目の充実を呼びかけ

厚生労働省は先月27日(火)、昨年11月に実施した国民健康・栄養調査を公表。その中で災害時の非常食の準備状況に注目。非常食の「準備がある」と答えた世帯は全国平均53.8%で、地域別では、関東南部(埼玉、千葉、東京、神奈川)が72.1%で最も高く、南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)が33.1%で最も低い結果に。非常食の準備がある世帯のうち、3日分以上を「備えている」としたのは全国平均で69.9%。非常食の種類を複数回答で尋ねたところ「飲料(水、お茶等)」を備える世帯が90.3%で一番多く、「主食(レトルトご飯、加工米等)」が80.0%、「副食(カレー、缶詰等」が79.0%と続き、同省担当者は「バランス良く準備をしてほしい」と災害時の品目の充実呼びかけています。