防災週間(8月30日~9月5日)、各地で防災イベント開催/長崎県や佐賀県で記録的な大雨、甚大な被害をもたらす

● 防災週間(8月30日~9月5日)、各地で防災イベント開催
防災の日の9月1日、全国各地で防災イベントが開催されました。昨年北海道胆振東部地震が発生した北海道札幌市では、百貨店で防災の日に先駆けて災害時に役立つ商品を集めた防災フェアを開催。西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県は、県内各所で防災訓練が開催。訓練では心肺蘇生法や消火活動等を学び、地域住民の防災意識を高めました。今年は8月末に九州北部を中心に記録的な大雨が降り、甚大な被害が発生。危機意識が高まる中、防災週間期間に、防災意識を高める取り組みが今週いっぱい全国各地で実施されます。

 
● 長崎県や佐賀県で記録的な大雨、甚大な被害をもたらす
先月28日から記録的な大雨が降り続いていた九州北部では、河川の氾濫、浸水被害、鉄工所からの油流出等、各地で被害に。29日には、長崎県壱岐市では48時間雨量が観測史上最多の365.5mmとなり、気象庁は「50年に1度の記録的な大雨」になったと発表。一時、佐賀県の全20市町、福岡県筑後地方の14市町村、長崎県の7市町に大雨特別警報を発表、3県で最大約37万700世帯、88万2,800人に避難指示が出されました。気象庁はこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫等に引き続き警戒、注意を呼びかけています。