災害拠点病院の約57%が電源確保対策

災害時医療の砦となる災害拠点病院について、約57%が洪水時の電源確保対策を実施していることが読売新聞社の調査で判明。同社が災害拠点病院に行ったアンケートによると、回答した163の内、93の災害拠点病院が地下に設置することが多い自家発電機や燃料タンクを浸水しない場所に移設する電源確保対策を講じているとのこと。気象庁によると、1時間に80mm以上の猛烈な雨の年間発生回数は40年前の年平均14回(1976~1985年)に比べ、年平均26回(2011~2020年)と約2倍に増加。今後も豪雨の頻度が増してくる恐れもあり、災害拠点病院で豪雨による浸水対策・洪水対策がより一層進むことが期待されています。