最大震度7を2度記録した熊本地震から6年、西日本エリアでの地震への対策意識強化へ

2016年4月14日(木)、16日(土)に発生した熊本地震から6年が経過。熊本日日新聞によると、地震が発生した同年、熊本県内で発生した震度1以上の地震は「3,812回」だったとのこと。21年の「78回」と比べると50倍近くも地震が発生していた結果から、2016年時、熊本県内の地震活動がいかに活発だったことが判明。現時点では活動が落ち着いているが、熊本地方気象台は「熊本地震では、動いていない断層帯(日奈久断層帯の大部分)があり、県内にも他の断層帯がある」と指摘した上で、「県内で地震がいつ起きてもおかしくないため、非常時に備え、水や食料の備蓄等に努めてほしい」とのこと。このような状況の中、40年以内に「90%」程度で発生が予測されている南海トラフ沖の巨大地震やM7.0~7.5レベルの大地震が30年以内に「80%」発生すると予測される日向灘沖地震等に対し、大阪から西日本エリアにかけて、日頃からの備えの再確認することが求められています。