日本海溝•千島海溝地震の被害想定を公表、備え次第では10分の1に抑えられるケースも

北海道は7月28日(木)、日本海溝・千島海溝沿いで発生するとされる巨大地震について、太平洋沿岸の38市町の被害想定を公表。冬季の夕方に早期避難ができなかった場合の死者は釧路市で84,000人、苫小牧市で40,000人、そして北海道の最大被害が、全道で149,000人と予測されており、2021年12月に内閣府が公表した数値を上回るとのこと。しかし、津波避難ビルの活用や声かけ等による早期避難を実施した場合、「50〜90%」程度減らせるとも推計しており、日頃からの地震・自然災害への備えを進めておくことが求められています。