大阪市予算発表 災害と感染症対策との両面を想定した防災を推進

先月16日(火)、大阪市は総額1兆8,301億円の令和3年度一般会計当初予算案を公表。その中で、新型コロナウイルス対策と災害時、避難所での対応を想定した防災対策を推進する方針。具体的には、市内にある128の中学校体育館全てに空調機を設置。平時の教育現場だけではなく、災害時の避難所内での換気の促進、熱中症予防を想定して導入するとのこと。同市は各区市民サービスの充実も図る。鶴見区は「防災資機材の充実等、災害に強いまちづくり」として避難所間仕切りのため療養スペース用テントの購入等に1,100万円、城東区は避難所備蓄物資の充実、地域防災力向上にむけた取組みに1,700万円計上する等、市内の防災対応の強化に予算を投入し、災害・感染症に強いまちづくりを推進する意向です。