四国西部でスロースリップによる地殻変動 9カ月ぶりに観測

今後30年以内の発生確率が高い南海トラフ地震について、気象庁は今月26日、「2月下旬以降、四国中西部でプレートのスロースリップによる地殻変動が起きている」と発表しました。

スロースリップとは、断層がゆっくりすべる事で深部低周波地震を誘発するとされており、観測されたのは、2017年7月以来、約9カ月ぶり。先月19日には、愛媛県と九州・大分県の間で、深さ約40キロ付近を震源とするM5が同時に2回起きており、震源はフィリピン海プレート内部。巨大地震の危険性が高まっていることもあり、国の検討会は監視を強化していくとしています。

 

 

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