台風15号と九州北部の記録的豪雨の激甚災害指定へ/今世紀末には平均気温最大3.4℃上昇 国連温暖化サミット前報告書で公表

● 台風15号と九州北部の記録的豪雨の激甚災害指定へ
安倍首相は20日午前の閣僚懇談会で「台風15号を含め、8月~9月の大雨による災害の激甚指定に向け、準備を進める」と述べ、台風15号と九州北部での記録的な大雨被害と合わせて、近く激甚災害に指定する方針を固めました。激甚災害は、道路や農地等の被害額が一定基準を超える場合に指定。指定を受けると自治体の復旧事業に対する国庫補助率が1割から2割程度引き上げられる他、被災した中小企業が再建資金を借りやすくなります。台風や豪雨により、住民や企業の深刻なダメージを受けており、激甚災害の指定後の再建が急がれます。

● 今世紀末には平均気温最大3.4℃上昇 国連温暖化サミット前報告書で公表
今月22日、国連の温暖化対策サミットを前に温暖化の現状を纏めた報告書によると、今世紀末には平均気温が最大3.4℃上昇すると発表。直近5年間の世界の平均気温は、それ以前の5年間に比べて0.2℃上昇しています。現在も石油等の化石燃料は主要なエネルギー源で、それに伴う温室効果ガスの排出量は増え続けており、各国政府が約束した削減目標を達成しても世界の平均気温は今世紀末には最大3.4℃上昇するとのこと。報告書は気温上昇を1.5℃以内に抑え、温暖化による水害等の被害を防ぐために各国に行動に移すよう呼びかけています。

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