エレベーター閉じ込め被害 首都直下地震なら1万7千人想定/北海道地震に伴うボランティア、支援物資情報

● エレベーター閉じ込め被害 首都直下地震なら1万7千人想定
国土交通省によると、今月6日に発生した北海道地震の際、停止したエレベーターは約9千台。その内、利用者が閉じ込められるケースが23台で発生していたことが判明。2009年改正の建築基準法施行令では、新設エレベーターに最寄り階で停止する「地震時管制運転装置」の導入を義務づけていますが、今年3月時点で全国約74万8千台の内、4分の1が未導入。首都直下地震では3万台のエレベーターが停止し、住宅やオフィスで最大約1万7千人が閉じ込められると想定されており、エレベーターの閉じ込め対策・備蓄対策が求められています。

● 北海道地震に伴うボランティア、支援物資情報
今月発生した北海道地震に伴い、被災地では引き続き、支援を必要としています。被害の大きかった厚真町、むかわ町、安平町では、ボランティアセンターを通じ、災害ゴミの運搬、家具の片付け、清掃等の避難所サポート、炊き出し支援等、被災された方々の生活復興に協力してくれるボランティアを募集しています。支援物資については、ポリ袋やトイレットペーパー、歯磨き粉やボディーソープ等の衛生用品、電力不足の為に乾電池が求められています。ボランティアへの参加方法、物資の支援方法の最新情報・詳細は、各町のHPをご確認ください。