道路施設点検結果、橋2万3,815カ所修繕必要
国土交通省は8月26日(木)までに、2019~20年度に道路施設を点検した結果、橋2万3,815カ所、トンネル1,135カ所が、老朽化で鉄筋が露出する等、緊急か早期に修繕が必要と判定されたと発表。中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、14年度から管理者は5年に1度の定期点検が義務付けられました。19年度からの2巡目点検結果によると、国や高速道路会社、自治体管理を合わせ、最も危険度の高い「緊急措置段階」は橋207カ所、トンネル5カ所。今後、機能に支障が出る恐れがある「早期措置段階」は橋2万3,608カ所、トンネル1,130カ所で、20年度までの点検進捗率は橋が38%、トンネルは34%となっており、早急な点検・措置が必要です。