気候変動リスクに伴い、自然災対策が急務に
今月9日(月)、気候変動に関する政府間パネル(国連のIPCC)は世界の平均気温が2021~40年に1.5度上昇するとの予測を公表。気温上昇の加速により、熱波、集中豪雨等の自然災害が頻発、激化することが懸念されています。既に気温上昇に伴う影響は出ており、今月、ギリシャでは最高気温47・1度を記録する等、40度を上回る日が続き、150カ所以上で熱波による山火事が発生。カナダ西部でも6月に熱波が襲い、ブリティッシュコロンビア州で摂氏49.6度を記録。水害に於いても、平均気温が1.5度上がった場合、海面上昇や台風等で世界の1億4千万人が浸水被害を受けると予測されており、気候変動リスクへの対策が急務となっています。