局地的な大雨が続く、「緊急安全確保」が発令
島根県・鳥取県では12日(月)未明から、活発化した梅雨前線の影響による猛烈な大雨により、各地で道路の冠水や住宅の浸水、法面の崩壊、道路の通行止め等、被害が多数発生しています。5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が飯南町全域の4万人超に発令、両県で計8市町の約11万世帯約28万人に避難指示が発令されました。今月4日の降り始めから12日午後8時までの雨量は、鳥取県境港市で520ミリ、松江市460.5ミリと、平年の7月1ヶ月分の2倍に達しているとのこと。先週も、線状降水帯の発生により、松江市、出雲市、安来市、雲南市の4市の計約13万世帯、約30万人に避難指示が出されており、本格な雨季に入り、水害への対策が喫緊の課題となっています。