企業の防災投資を経済産業省が後押しする仕組みづくりの検討へ
経済産業省は4月19日(水)に開いた産業構造審議会で、企業の防災投資を促す仕組みを導入する検討に入るとしました。防災に意欲的な企業の見える化や防災への取り組みに積極的な企業への優遇措置を実施することで、防災対策に取り組む企業の価値向上と共に、スタートアップを含め、先進的な技術やサービスを提供する企業の後押しをするとのこと。近年、地震や自然災害が多発し国内では企業や自治体が防災投資を行う事例が増えている他、海外でも関連市場が拡大。他方で、防災への投資をコストと捉える企業もあり、政策を通じてこうした課題を解決し、防災分野における社会課題の解決と経済成長の実現を目指すのが目標。防災投資の仕組みづくりを通じて、防災産業の促進や新価値が生まれやすい防災市場の創出につなげるとしています。