局地的大雨（ゲリラ豪雨）による土砂災害に対する備え方 －「避難スイッチ」、「マイタイムライン」と非常時の「非常プラン」

略歴

1999年3月　京都大学工学部土木工学科　卒業
2001年3月　京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻博士課程前期課程　修了
2007年12月　スウェーデン王立工科大学（KTH）資源・水資源工学科博士課程　修了
2008年4月　京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻　助教
2010年4月　京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻　助教
2014年4月　関西大学社会安全学部　准教授
2021年4月　関西大学社会安全学部　教授

内容

近年、局地的大雨（ゲリラ豪雨）による土砂災害が多発している。局地的大雨は、非常に狭い範囲に局地的に短時間に多量に降るため、その予測は極めて困難であり、気象庁や行政が適切なタイミングでピンポイントの防災気象情報や避難に関する情報を出すことはほぼ不可能である。本講演では、局地的大雨による土砂災害にどのように備えるかについて述べる。