千葉県東方沖でM6.1の地震が発生/新潟・山形地震から丸1年、津波、避難所対策強化がカギに

● 千葉県東方沖でM6.1の地震が発生
気象庁によると、今月25日(木)午前4時47分頃、千葉県で最大震度5弱を観測する地震が発生。震源の深さは36km、地震の規模はM6.1と推定。千葉県旭市で震度5弱、茨城県取手市、千葉県成田市等で震度4を観測。千葉県で震度5弱の揺れを観測したのは、昨年5月25日(土)、千葉県北東部を震源とするM5.1の地震で、千葉県長南町で震度5弱を観測して以来とのこと。今回の地震について、同庁担当者は「今後1週間程度、特にこの2、3日の間は、同じような強い揺れを伴う地震が起きる可能性があり、注意してほしい」と警戒を呼びかけています。

 
● 新潟・山形地震から丸1年、津波、避難所対策強化がカギに
山形県沖を震源とし、新潟県村上市で最大震度6強を観測した新潟・山形地震が発生して  今月18日(木)で丸1年。大きな被害が発生した村上市内では、大規模半壊等、住宅644棟に被害があったと報告。この地震発生直後、日本海沿岸に高さ10cm前後の津波が到達し、東日本大震災以来の津波を観測。今年3月山形県では、東北で初めて県沿岸に「津波災害警戒区域」が指定され、指定避難場所以外の避難場所の確保や避難所内の備蓄品の確保等、体制強化が急がれています。