豪雨の避難方法確認を 仙台市がハザードマップ説明会/地震発生ランク分け、南海トラフや日本海溝は危険度最も高い評価に

● 豪雨の避難方法確認を 仙台市がハザードマップ説明会
仙台市は5日、市民対象のハザードマップ説明会を開催。西日本豪雨では、ハザードマップの想定と浸水被害がほぼ一致したものの、マップが活用されず犠牲者が出た地域もあったため、2017年度版の「仙台防災タウンページ」を使用しながら、豪雨災害時の避難方法、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域の見方等について解説しました。同市は、国と県の洪水浸水想定区域の見直しに合わせ、ハザードマップの改訂も進めていますが、今後も住民説明会を開催し、市民にマップを手にとってもらえるよう、地域防災リーダーらを通して呼び掛ける方針です。

 
● 地震発生ランク分け、南海トラフや日本海溝は危険度最も高い評価に
先月、地震調査研究推進本部は、30年以内の地震発生確率に基づき、海構型地震を4段階にランク分けする案を承認。M8~9級の南海トラフ巨大地震、千島海溝の巨大地震等が最も高いランク「Ⅲ」に位置付けられまし  た。今後は発生確率26%以上を「Ⅲ」(危険度高い)、3%~25%を「Ⅱ」(やや高い)、3%以下を「Ⅰ」、またデータ不足の為に発生確率は不明だが、直ぐに地震が起きることを否定できないものを「X(エックス)」とし、情報発信の方法を工夫し、災害に備えるとしています。

 
● 2019年 「震災対策技術展」横浜・大阪 出展申込受付中!
2月7日(木)~8日(金)パシフィコ横浜にて、6月6日(木)~7日(金)グランフロント大阪にて、「震災対策技術展」が開催されます。本技術展には、国・自治体をはじめ、建設、病院、マンション管理者  等、震災、災害 対策への関心の高い方々が全国より来場されます。6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨災害では、突如発生した地震や停滞した梅雨前線が甚大な被害をもたらしました。地震や台風などの自然災害は、喫緊の課題であり、巨大化する災害を想定外としないためにも、貴社の災害関連技術を本技術展にてご紹介下さい。