横浜市 建築物の解体・新築に補助 最大300万円

神奈川県横浜市は、老朽化した建築物の解体や耐火性能強化に合計最大300万円まで補助する「不燃化推進補助」を実施しています。同制度は神奈川区・西区・中区・南区・磯子区等に於いて、狭あい道路や公園等が未整備、また延焼や倒壊の危険性高い老朽木造住宅が密集している地区が対象。2014年補助開始以来、2020年3月末時点で累計約1,700件への補助を実施しています。対象地区は、地震被害想定において、大規模地震時に火災による延焼被害が発生するリスクが高く、火災により約77,000棟もの建物が焼失するとされており、同補助制度活用により、火災への対策推進が進むことが期待されています。