東日本大震災から9年、被災者アンケートの半数で「防災意識が向上」
● 東日本大震災から9年、被災者アンケートの半数で「防災意識が向上」
震災から9年を前に、NHKが昨年12月~1月に岩手・宮城・福島の被災者等、4,000人余りを対象にアンケートを実施。1,965人(約48%)が回答したアンケートの中で、震災の発生直後から1年後までと比べて防災意識が変わったかの問いに対し、半数が震災の発生直後と比べて、「防災意識が向上した」と回答。複数回答で意識が向上した理由を尋ねたところ、「震災の記憶が今も残っているため」と「近年全国で自然災害が相次いでいるから」が63%、「台風19号の東北の被害で震災を改めて思い出したから」が36%の順に。専門家は、「復興途上の中、近年豪雨災害が頻発し、次の災害も備えなければと思う人が増えたことが影響しているのでは」と分析しています。(出典:日本放送協会)