地殻変動現地観測からわかってきた能登半島地震と南海トラフ巨大地震のメカニズム

D会場
15:30~16:15
京都大学 防災研究所 教授
西村卓也 氏
https://eqhz.dpri.kyoto-u.ac.jp/

略歴

1997年東北大学大学院理学研究科(修士)修了。同年建設省国土地理院入省。同院の研究官、主任研究官などを経て、2013年京都大学防災研究所准教授。2023年より現職。現在、政府の地震調査委員会委員などをつとめる。博士(理学)。

内容

日本列島では地殻変動観測のために、GNSS(GPS)の観測点が国(国土地理院)により整備されている。本講演では、能登半島や南海トラフ震源域周辺域において、国のデータだけでなく大学独自や民間のGNSS観測点のデータも活用して明らかになった地殻変動観測結果から、これらの地域における地震発生メカニズムについて解説する。