自治労による被災自治体支援

D会場
14:15~15:00
(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター 主任研究員
林田 怜菜 氏
https://www.dri.ne.jp/

略歴

1984年兵庫県生まれ。2013年、神戸学院大学人間文化学研究科地域文化論専攻博士後期課程修了。博士(人間文化学)。2009年より「人・街・ながた震災資料室」研究員。2019年~2021年、「自治労 次代を担う研究者育成事業」採択。2021年より「人と防災未来センター」研究員。研究分野は、災害時自治体復旧活動の研究、震災資料の保存と分析。著書に『阪神・淡路大震災における自治労復興支援活動に関する研究』、報告書に「東日本大震災時の自治労復興支援活動とその特色ー被災地自治体を支援するとはー」。

内容

過去の巨大災害、「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」「熊本地震」において、被災地自治体職員を支援するため、自治体派遣職員と自治労派遣職員の双方の支援が展開されました。これまで、「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」における自治労支援の実態把握について、震災資料の分析と関係者へのオーラルヒストリーをもとに研究を進めてきました。「能登半島地震」では支援が展開されている現場を観察しながら、研究を進めています。自治労による被災自治体支援について話を進めていきます。