近年の豪雨災害に見られる極端気象の特徴と気候変動への適応

13:00〜13:45 |
京都大学 防災研究所 教授 |
竹見 哲也 氏 |
D会場 |
http://ssae.dpri.kyoto-u.ac.jp/takemi |
略歴
1999年3月、京都大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)号取得。1999年4月から大阪大学助手、2004年5月から東京工業大学講師、2007年3月から京都大学防災研究所准教授、2021年4月から同研究所教授となり、現在に至る。専門分野は、気象学、台風・豪雨など気象災害、気候変動影響評価、大気環境解析。
内容
近年、平成30年7月豪雨、令和2年7月豪雨、令和3年夏の豪雨など、全国の各地で記録的な豪雨が発生し、大規模な水災害や土砂災害が発生しました。このような豪雨災害はどのようにして起こったのか、何が特異だったのか、といった極端な気象の特徴についてお話しします。また、将来の温暖化によって激甚化が懸念される気象災害への備え、気候変動への適応についてお話します。