九州地方の大規模火山噴火によって引き起こされる関西地方における災害

15:45〜16:30
国立大学法人 京都大学防災研究所 火山活動研究センター 教授
井口 正人 氏
B会場

略歴

昭和56.3 京都大学理学部卒業
昭和56.5 京都大学大学院理学研究科中退
昭和56.6 京都大学防災研究所桜島火山観測所助手に採用
平成7.11 京都大学防災研究所火山活動研究センター助教授に昇任
平成24.4 京都大学防災研究所火山活動研究センター教授に昇任、同センター長を併任

内容

九州地方は我が国で最も活発な噴火活動を続けている火山地帯である。21世紀においても、阿蘇山、霧島山、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島の6火山において噴火が発生しており、薩摩硫黄島を除く5火山は噴火警戒レベル3以上を経験し、特に、口永良部島の2015年噴火では噴火警戒レベルが5に引き上げられ、全島避難が行われた。このような火山噴火による災害は火山に局地的な災害ととらえられがちであるが、決してそうではない。火山災害は複合性の極めて高い災害であるが、その要因のうち、火山灰と津波は1000㎞以上離れた場所へも影響を及ぼす。本講演では遠隔災害について解説する。