第411回市民フォーラム 「南海トラフ巨大地震と活発化している内陸地震に備えて」 ~もっと豊かな生活を実現するために、私たちが今出来る事~

A会場
主催:NPO法人『人・家・街 安全支援機構』 〈LSO〉
13:00〜17:00

予想される大地震対策への戦略

関西大学社会安全学部 教授
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 上級研究員
越山 健治 氏

略歴

1995年神戸大学工学部卒、1997年同修士課程修了。民間シンクタンク勤務後、神戸大学助手、人と防災未来センター研究員を経て、現在に至る。博士(工学)。専門は、都市防災計画、都市復興計画、住宅再建過程研究。

内容

●基調講演テーマ「予想される大地震対策への戦略」
南海トラフ巨大地震発生に向かい、私たちは徐々に近づいていることは間違いない。一方で「すまい」を取り巻く環境も変化しつつあり、そのため防災へ新たな備えの必要性が増している。ここでは、発生が予想される事態について主に居住環境の面から分析し、対策期間を見据えた備えの戦略について提示する。

 

地域主体で足元から備え複合する災禍を乗り越える

名古屋大学減災連携研究センター 教授
福和 伸夫 氏

略歴

民間建設会社に勤務した後、名古屋大学に異動、工学部助教授、先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授を経て、現在に至る。専門は、建築耐震工学、地震工学、地域防災。中央防災会議における専門調査会や、中央官庁・自治体などの防災・耐震関係委員を務める傍ら、地域の具体的な減災活動を実践。受賞:日本建築学会賞、同教育賞、同著作賞、防災功労者内閣総理大臣表彰、文部科学大臣表彰科学技術賞、兵庫県功労者、地域安全学会技術賞、災害情報学会廣井賞、日本耐震グランプリ、グッドデザイン賞など。

内容

●基調講演テーマ「地域主体で足元から備え複合する災禍を乗り越える」
過去、複数の災禍が重なったときに人類は大きな転換期を迎えてきた。現在も、 阪神と東日本の大震災、コロナ禍、激甚化する風水害の中、南海トラフ地震、首
都直下地震、富士山噴火などが迫っている。広域大規模災害では国の力にも限りがある。地域主体での官民連携であらゆる力を結集してこれらの災禍を乗り越
え、「災い転じて福となす」、と明るい未来を拓く必要がある。

 

努力すれば実現できる、より豊かな社会

LSO理事長・関西大学理事 社会安全学部 社会安全研究 センター長・特別任命教授
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
河田 惠昭 氏

略歴

1974年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。1976年京都大学防災研究所助教授を経て、93年教授、96年巨大災害研究センター長。2002年阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務)、2005年防災研究所長、2007年巨大災害研究センター長、2010年関西大学社会安全学部長、2012年より現職。

内容

●基調講演テーマ「努力すれば実現できる、より豊かな社会」
COVID-19がまだ完全に収束しない現状で、豊かな社会とは、コロナウイルスに対して感染率が低く、犠牲者が少ない社会であることに多くの人は同意してくれるだろう。それを実現するには文明的防災と文化的防災を進めればよいことがわかった。そして私たちは二重過程理論というリスク認知に関する成果から、システム1と2という思考システムがあることが示されている。これらの成果が応用できれば表題は可能になる。

 

国土交通省 近畿地方整備局 統括防災官
粟津 誠一 氏

 

日経 BP 総合研究所 フェロー
安達 功 氏

 

タイムスケジュール

13:00~13:05
司会者挨拶
松元 正博
LSO理事
13:05~13:10
主催者挨拶
河田 惠昭
LSO理事長/関西大学理事・社会安全学部・社会安全研究センター長・特別任命教授/阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
第一部
13:11~13:41
講演
越山 健治
関西大学 社会安全学部 教授/阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 上級研究員
「予想される大地震対策への戦略」
13:42~14:12
講演
福和 伸夫
名古屋大学 減災連携研究センター 教授
「地域主体で足元から備え複合する災禍を乗り越える」
14:13~14:43
講演
河田 惠昭
LSO理事長/関西大学理事・社会安全学部・社会安全研究センター長・特別任命教授/阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
「努力すれば実現できる、より豊かな社会」
14:44~15:00 休憩
第二部
15:00~16:55
パネルディスカッション
●パネラー
粟津 誠一(国土交通省 近畿地方整備局 統括防災官)
河田 惠昭(LSO理事長/関西大学理事・社会安全学部・社会安全研究センター長・特別任命教授/人と防災未来センター長)
越山 健治(関西大学 社会安全学部 教授/人と防災未来センター 上級研究員)
福和 伸夫(名古屋大学 減災連携研究センター 教授)

●コーディネーター

安達 功(日経BP総合研究所 フェロー)

(五十音順・敬称略)
16:55~17:00
閉会挨拶
松元 正博
LSO理事
17:00 終 了